介護サービスでITツール導入で職員負担を軽減し、効果・成果を出す5つのポイント

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更新日:2022/08/03

介護現場では悩みや非効率な業務があり、職場や職種の課題やニーズさにあったITサービスやクラウドサービスを導入することでマンパワーに依存しなくても効率的に行える業務があります。超高齢化が進む日本では、デイサービスやデイケアの数はコンビニの数を上回るほど開設されています。今回は、IT導入で職員の業務負担を軽減し、効果成果を出し、競合に負けない介護サービスを目指すための5つのポイントをご紹介します。

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介護現場にIT導入で効果・成果を出す

介護現場では悩みや非効率な業務がありますが、課題やニーズに合ったITツール(ソフトウエア、サービス等)を導入することは非常にポジティブな事です。2000年に介護保険法が施行されて以降、通所介護事業所数は43,000事業所を超え、その中でも「リハビリ特化型デイサービス」の数は増加傾向となっています。このようにレッドオーシャン化したデイサービス市場だからこそ、職員の働き方改革を推進し、ご利用者様へのサービス向上を行い、マンパワーでなくとも代替できる仕事にITを導入して、ご利用者の満足度だけでなく、職員のやりがいや満足度でも効果・成果を出し競合他社に負けない事業所を目指しましょう。

「競合に負けない介護サービス」4つのポイント
1)介護職員を大切にする事業所
2)ケアマネに求められる事業所
3)ご利用者様とその家族を大切にする事業所
4)地域に根ざした事業所
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介護現場のお悩み・業務負担をIT導入で解決しよう

介護サービスを経営する上でこのようなお悩みはありませんか?

  • 深刻な人手不足で職員の離職は避けたい…
  • 近隣のデイサービスが増えていて稼働率が心配…
  • 日々の業務が忙しく、リハビリ業務がマンネリ化している…
  • 総合事業への参入したいが事前準備が大変…
  • 診療報酬改定により収益が不安だ…

このような介護現場のお悩みを解消するために「IT導入」は有効な手段の1つです!
 

介護職員を大切にして、成果を上げる介護事業所を目指す

私たちが提案する「競合に負けない介護サービス」の1つ目に「職員を大切にする介護事業所」があります。職員を大切にする会社の本質とは「給料を高くする」こと、スタッフの「身体的な負担を軽減する」「きつい」という職員負担を改善することなど多々あると思います。


私たちは職員を大切にする会社の本質は、ケアスタッフ(介護職員)を中心としたスタッフの「自信をつける仕組みづくり」が重要だと考えています。

理学療法や作業療法などは、リハビリの知識を活用した「評価」や「治療」をご利用者様に提供します。看護師は、医療の知識を活用してご利用者様の「心身のケア」を行います。ではケアスタッフは何を提供していくべきでしょうか?

介護現場では、他業種共同で働くため、さまざまな医療用語などが飛び交っています。介護スタッフとしては、介護現場に飛び込んだものの慣れない現場で他職種が共同で働く事から、不安を抱える方が多くなってしまいます。

介護士の方々が「自信を持って活躍できる」ためには、武器が必要です。その武器の一つとして「IT」が機能していきます。

ケアマネに求められる成果を出せる介護事業所を目指す

2つ目に「ケアマネに求められる介護事業所」をご提案します。通所介護や訪問介護などの介護サービスは、今やコンビニの数を超え、ケアマネージャー様への営業は、デイサービスを経営する上で重要な活動です。

ケアマネージャーとの信頼関係を築く上で、ご利用者様ごとにどのようなサービスを提供しているかを明確に的確に伝えることが重要となります。

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IT導入で利用者様とその家族を大切にする事業所を目指す

3つ目に「ご利用者様とその家族を大切にする事業所」をご提案します。デイサービスのサービスには、個別機能訓練やレクリエーション、入浴などがあります。利用者様は「健康を少しでも維持したい」という想いから皆様のデイサービスを選び、通所をされています。

介護する側(サービスを提供する側)として何が大切なのでしょうか?

それは「元気になったら何をしたいか。そのためのストーリーをつくること」つまり「目標」が重要だと思ってます。例えばみなさまの事業所にも、たくさんの高齢者が来ていると思います。その利用者様お一人お一人の人生に合わせて、 サクセスストーリーを一緒につくっていくことだと思っています。これがまずは基本となります。人生や生活観を反映した関わりを通して、今の時を小さな変化や小さな目標を一緒に今日しながら過ごしていくということで職員の仕事のやりがいや満足感が生まれます。介護現場では時間が足りないという話をよく聞きます。時間が足りない原因を紐解いていくと、書類に記録を取っている時間や、一人一人のケアの内容を検討しているなど、もしかするとITツールの導入で短縮できる業務かもしれません。再びご利用者に人生のストーリーを描いていけるくらいに関われる時間や心の余裕が、もしかするITツール導入で作れるかもしれません。

「うちは元気なご利用者様だけじゃなく、要介護度が高い方も多いのですが。」

上記のような質問もあるかと思います。

確かに要介護度が高い方は、様々なお病気や障がいが原因で自立した生活ができない方が多いです。しかし、その原因が全て病気などのせいだと誤認していないでしょうか。病気や障がいは確かに生活を不自由にさせます。一方で、廃用症候群(はいようしょうこうぐん)と言って、本人や周りが無理だと決めつけて、動かなくなって、どんどん体が悪くなってしまうこともあります。これは、非常にもったいないことで、本当は動けるはずなのに、動けなくなってしまう。こういった方が非常に多いのです。要介護度が高い人こそ、リハビリ(デイサービスでは個別機能訓練)が重要となるのです。

ただし、目標がない人に対して無理にリハビリを進めることはよくありません。しかし、悲しいことに元気になることを諦めている人が多いのも事実としてあります。利用者様に「元気になってもいいかも」と思ってもらえるように、利用者様と一緒に目標を見つけるためのプロデュースする力が必要になるのです。 

それが、利用者様とその家族に対し「HAPPY」を届ける手段となります。

IT導入で成果や効果を地域に魅力的に伝えられる事業所を目指す

4つ目に「地域に根ざした事業所」をご提案します。通所介護や通所リハは、健康教室や家族会など健康増進の発信地として、地域からの期待は大きいです。しかし、継続的に開催するために、運動のバリエーションを探したり、資料作成などの事前準備に時間的コストがかかります。
ITを活用して、資料作成なども効率化し地域に愛されるデイサービスを目指してまいりましょう。

介護業界のIT導入のまとめ

防げる病気や人生の質を低下させる原因を少しでも、一人でも、予防していきたい。 そして介護し、介護される者にとって明るい社会環境を築き、そこに携わるすべて人たちの存在意義を確かなものにしたい。 

介護現場にITツールを導入することは、一つの選択肢です。
 

デイサービスの経営や運営は様々な視点から行っていくことが重要だといえます。これまでのやり方に加えて、稼働率アップさせるための営業戦略や、より業務効率化・生産性向上に貢献するITツールの導入などを検討していってもよろしいのではないでしょうか。

これら経営や運営に関する記事を一挙にまとめていますので、該当する記事を読んでいただき少しでも参考にしていただけたらと思います。

→→ 【完全保存版】デイサービス経営改善・運営・営業戦略・ITツール・実地指導・接遇に関する記事まとめ|随時更新
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デイサービス事業者の業務効率化・売上アップに「IT導入補助金」を利用しましょう

主体はあくまでも「働く従業員」の方々であり、「ご利用者様」です。ITツール業務をサポートする一つのツールにすぎません。

ただ、働く方々にとって効率よく仕事を行う事で、残業も減るでしょう。残業が減ると、家庭の時間を作れ、バランスの良いワークライフになるでしょう。良いワークライフバランスは離職率を下げ、利用者様に向き合う時間も作れます。やりがいや満足度も向上します。

介護業界は介護保険の基準に沿ってサービス内容が定められていて、作らなければならない書類や記録が膨大にあります。さらにこれらの書類が足りないと介護報酬を返さなければならないなどのプレッシャーもあり、確認作業にもたくさんの時間が取られます。

時間が足りないということが課題ですが、書類などの事務作業や確認作業ついては、ITツール導入で大きく効率化できる業務です。

これからの日本はまさに超高齢社会。常に進化し続け、新しい事にもチャレンジしてまいりましょう。最後になりますが、弊社のサービスについて紹介させてください。

【デイサービスの個別機能訓練加算のお悩みを解決するリハプラン】《こんな事業所にオススメ》これから個別機能訓練加算を算定したい!デイサービスの売上アップしたい業務効率化したい!営業力強化をしたい!詳しくはこちら

ICTの利活用でサービスの質と業務効率を同時に高める

2024年の医療介護同時改定では、団塊世代の高齢化を見据え、自立支援を中心とした科学的介護の実現、そしてアウトカムベースの報酬改定に向けて変化しようとしています。

このような時流だからこそ、より一層利用者さまの自立支援に向けた取り組みが重要になります。しかし、個別機能訓練加算をはじめとした自立支援系の加算やLIFE関連加算の算定は、売上アップも見込めるとはいえ、リハビリ専門職の不在や現場負担の問題で取り組みが難しいと考える事業所も多いのではないでしょうか?

その解決策の1つが「介護現場におけるICTの利用」です。業務効率化の意味合いが強い昨今ですが、厚生労働省の定義では「業務効率化」「サービスの質向上」「利用者の満足度向上」の達成が目的であるとされています。

業務効率化だけでなく、利用者一人ひとりの生活機能の課題を解決する『デイサービス向け「介護リハビリ支援ソフト」』を検討してみませんか?

この記事の著者

作業療法士  大久保 亮

リハビリ養成校を卒業後、作業療法士として、通所介護事業所や訪問看護ステーションにて在宅リハビリテーションに従事。働きながら法政大学大学院政策学修士を取得。その後、要介護者、介護現場で働く人、地域住民まで、介護に関わるすべての人が安心していきいきと活躍し続けられる世界の実現を目指して2016年6月株式会社Rehab for JAPANを創業。また、日本介護協会関東支部局副支部長を務める。

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