デイサービスの新聞作り ご利用者や家族・ケアマネに喜ばれる広報誌の作り方

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更新日:2022/02/24

デイサービスの新聞や瓦版などの広報誌を作って最新情報や活動を定期的に情報発信していることが多くあります。デイサービスの広報誌はケアマネージャーへの営業効果、ご利用者ご家族へ雰囲気や施設利用中のご様子を魅力的に伝えるなど楽しみにされます。この記事では、ご利用者や家族・ケアマネに喜ばれる新聞・広報誌の作り方・レイアウト・テンプレートなどを紹介します。

デイサービスの新聞・広報誌作りとは

デイサービスの新聞・広報誌作りとは

デイサービスの最新情報や、活動報告として新聞や瓦版などの広報誌を作って定期的に情報発信していることが多くあります。デイサービスの新聞はご利用者のご様子や施設の雰囲気を伝えるもので対外的な意味もありますが、ご利用者にとっては思い出アルバムのようなもので、1ヶ月にどんなことをしたか振り返る材料にもなります。ご利用者も、自分や自分たちの身近な人が写っている新聞は話題性も抜群で、ご利用者同士での会話のタネになります。
 

デイサービスの広報誌のケアマネージャーへの営業効果

デイサービスの広報誌のケアマネージャーへの営業効果

デイサービスでの施設内での様子を伝えるには、文章だけでは伝わりにくいものです。ご本人はデイサービスで過ごしているので雰囲気などはわかりますが、ご家族やケアマネージャーはどんなとろでどんな活動をして過ごしているのかなどが知れるとさらに安心できます。

デイサービスの広報誌でご利用者のご様子報告を充実させる

デイサービスの新聞などの広報誌を作ると、ご利用者の様子や、月間の行事などを効果的にお伝えすることができます。デイサービスという介護施設は、徐々に開かれた交流の場となっては来ていますが、なかなか出入りがしにくいところです。定期的に施設発信で広報を行い、自分たちのイメージに合った内容をお伝えしていくことで、印象付けできます。特に、ご利用者からの同意を得た上で、写真を載せさせていただくと効果的です。実際にご利用中の高齢者の表情やポーズ、スタッフの笑顔などから伝わる印象は文字よりも大きいです。

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デイサービスの営業を行うときに施設の雰囲気が伝わる

居宅介護支援事業所のケアマネージャーにデイサービスの営業を行うときに、施設の特徴を言葉で伝えると思います。言葉で特徴や施設で頑張っていることなどを伝えることと合わせて、直近で実際にその取り組みを行なっていることがわかる写真が載っている広報誌は効果的です。言葉でどんなに伝えても、実際にデイサービスで行なっている雰囲気が合っていないということもあります。

広報誌の作成で気をつけたいこととしては、掲載した写真に写っている男女比です。恣意的に性別で分けて掲載することはないと思いますが、例えばデイサービス新聞に載っている写真が女性ばかりだったとすると男性の肩身が狭いという印象を与えてしまします。

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ケアマネージャーが新規のご利用者にデイサービスを紹介するときに役立つ

ケアマネージャーへの伝達を兼ねて新聞などの広報誌を作りますが、もらったケアマネージャーはデイサービスごとに個別ファイルを作って管理していることもあります。ケアマネージャーは地域のデイサービスなどの最新情報や特徴を把握しておき、担当するご利用者に適切なデイサービスを紹介して課題を解決していくためです。ケアマネージャーはデイサービスの見学や体験を新規ご利用者に提案するときに、パンフレットや新聞などの広報誌を渡して利用イメージを湧かせてくれます。ケアマネージャーとしても引きこもりがちなご利用者や、独居のご利用者などを社交のある場に誘い出して、栄養バランスの取れた食事を召し上がってもらったり、機能訓練や健康管理を行なって在宅生活の心配を減らしたりしたいと考えています。

ご利用者から「デイサービスってどんなところなの?」と聞かれたときに、「こんなかんじのところよ!」と資料を渡すというやり取りは結構あるそうです。そのときにデイサービスの雰囲気がよくわかる資料として新聞・パンフレット・広報誌・月間予定表などはケアマネージャーとしてもありがたいと思ってもらえます。

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デイサービスの新聞・広報誌の作り方

デイサービスの新聞・広報誌の作り方

デイサービスの新聞を作るときには、パワーポイントやワードなどを使って写真や文字を使ってA4やA3サイズの紙に印刷して作っていることが多いようです。デイサービスで作った新聞にはご利用者の写真や氏名などを載せていることがありますが、個人情報であるため新聞の趣旨と配布範囲を説明した上で、同意書などで掲載可能であるかを事前に確認しておくことが望ましいです。

デイサービスの新聞・広報誌のレイアウト・テンプレートの例

デイサービスの新聞・広報誌のレイアウト・テンプレートの例

デイサービスの新聞を作るとき、どんなレイアウト・テンプレートにするかに悩む方が多いと思います。レイアウトやテンプレートは難しいと思いますが、初めは写真だけ並べても良いと思います。

上記はよくあるレイアウト・テンプレートの例です。デイサービスの新聞の名前、月間予定表、ご利用者や職員の誕生日報告、活動報告写真、連絡先というものが配置されたレイアウトのテンプレート例です。デイサービスの専門情報誌などでも新聞や広報誌などの成功例が乗ってることもあるのでご参考に。

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参考に魅力的なレイアウトを考えてみて以下のような内容トピックを入れてみてください。

デイサービスの新聞・広報誌に入れたいトピック

デイサービス新聞に載せたい 翌月の月間行事予定表

デイサービスの新聞では、翌月の月間行事予定表などを載せるとご利用やケアマネージャーが楽しみにしてくださると思います。ケアマネージャーは毎月1回以上はご利用者をモニタリング訪問します。ケアマネージャーが訪問したときには、その時の話題にデイサービスのことが挙がりやすいです。事前にデイサービスの行事を知っているとケアマネージャーも話のタネを準備して望めます。

ご利用者やご家族も、例えば行事に合わせて洋服を選んだり、久しぶりの音楽コンサートをワクワクした気持ちで待っていたり、月間行事予定表により季節感や期待感が湧きます。

デイサービス新聞に載せたい お誕生日報告

デイサービスの新聞や広報誌のタイムリーなトピックとして、誕生日の報告があります。ただし、これはご利用者の個人情報であり、ご高齢の方が誕生日や年齢をみんなに知られてしまうことを快く思うとは限りませんので留意してください。

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デイサービス新聞に載せたい 活動報告写真

デイサービスの新聞や広報誌で必ず掲載されているのが活動写真です。タイムリーにデイサービスの活動が伝えられるのが新聞などの定期発行のメリットです。月間行事予定でお伝えしたことの振り返りのように、大きなイベントの写真などを掲載したり、日々の活動の様子や、リハビリの様子などその人らしさや感情を表出しているベストショットを掲載しちゃいましょう。

デイサービス新聞に載せたい 作品集や機能訓練の成果報告インタビュー

新聞らしさとして、デイサービスの活動での成果を報告するということも良いと思います。例えば、デイサービスの創作で作った作品や、縫い物、書道、俳句、貼り絵、絵画などを載せさせてもらったりすると、ご利用者にとって良い記念と刺激になるかもしれません。

機能訓練での成果をインタビューしたりした記事も面白いと思います。ご利用中にリハビリを頑張っている方に対して、「どんなとろこに頑張っていますか?」や「効果は出てきましたか?」などをご利用者にインタビューして対談のようにして新聞に載せると面白いですね。デイサービスの新聞は職員が一方的に写真を撮って、職員で写真を選んで掲載したりすることが多いですが、新聞らしさと参加型という意味ではご利用者インタビューなどのトピックは喜んでいただけると思います。

デイサービスの昼食やおやつの献立・写真

デイサービスで食事ありの施設の場合には、昼食を召し上がっていただくことが多いと思います。契約のときなどに昼食の話をすると思いますが、その後、実際にどんな食器でどんな食事をしているかをご家族などは知る機会がありません。

食事もデイサービスを選ぶときの検討材料になりますし、料金を払っている以上、ご家族もどんな食事を食べているのか気になっていると思います。季節の料理や特別食などでもたまに写真が載ると安心できますね。

まとめ

デイサービスの新聞・広報誌作りのまとめ

いかがでしたか?

デイサービスのご様子をお伝えする手段として、新聞などの広報誌は効果的です。プライバシーの問題などをクリアして、みんなに楽しみにしてもらえるものをつくってみてくださいね。

ICTの利活用でサービスの質と業務効率を同時に高める

2024年の医療介護同時改定では、団塊世代の高齢化を見据え、自立支援を中心とした科学的介護の実現、そしてアウトカムベースの報酬改定に向けて変化しようとしています。

このような時流だからこそ、より一層利用者さまの自立支援に向けた取り組みが重要になります。しかし、個別機能訓練加算をはじめとした自立支援系の加算やLIFE関連加算の算定は、売上アップも見込めるとはいえ、リハビリ専門職の不在や現場負担の問題で取り組みが難しいと考える事業所も多いのではないでしょうか?

その解決策の1つが「介護現場におけるICTの利用」です。業務効率化の意味合いが強い昨今ですが、厚生労働省の定義では「業務効率化」「サービスの質向上」「利用者の満足度向上」の達成が目的であるとされています。

業務効率化だけでなく、利用者一人ひとりの生活機能の課題を解決する『デイサービス向け「介護リハビリ支援ソフト」』を検討してみませんか?

この記事の著者

作業療法士  大久保 亮

リハビリ養成校を卒業後、作業療法士として、通所介護事業所や訪問看護ステーションにて在宅リハビリテーションに従事。働きながら法政大学大学院政策学修士を取得。その後、要介護者、介護現場で働く人、地域住民まで、介護に関わるすべての人が安心していきいきと活躍し続けられる世界の実現を目指して2016年6月株式会社Rehab for JAPANを創業。また、日本介護協会関東支部局副支部長を務める。

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