2019年01月28日更新

運動器機能向上加算

簡単・安心の個別機能訓練加算ソフト「リハプラン」

運動器機能向上加算とは

運動器機能向上加算とは、介護予防通所介護・介護予防通所リハビリテーションにおいて、要支援者ができる限り要介護状態にならず自立した日常生活を営むことができるよう支援することが目的のサービスです。移動は日常生活の基礎をなすもので、下肢や体幹の筋力低下又は膝や腰の痛みは、高齢者の移動能力の低下を引き起こす最も大きな要因となっており、運動器の機能向上プログラムは、 高齢期の生活機能を維持・改善するために大変重要なものとなっています。

事前アセスメント

・健康状態・生活習慣、体力水準、看護職員等の医療従事者によるリスク評価などの個別の状況を把握。

・客観的な運動器の機能の状況の把握として、握力・開眼片足立ち時間・Timed Up & Go Test・5m歩行時間(通常・最大)等を測定することが望ましい。

・体力測定結果は、各体力要素を把握し、個別プログラムに生かす。

個別サービス計画の作成

・どのような生活機能を改善したいのかを具体的に聞き取り、個別サービス計画表は概ね3月程度で達成可能な目標を長期目標に。

・概ね1月程度で達成可能な目標を短期目標に。(介護予防サービス計画と整合性が取れた内容に)

・計画では、運動の種類・負荷の強度・頻度・1 回あたりの時間・実施形態などの詳細を記録する。

・理学療法士等、介護職員、生活相談員その他の職種の者が共同して、運動器機能向上計画を作成。

プログラムの実施

・3 ヶ月間を目安として実施する。これより長期の実施も可能であるが、3 ヶ月毎にアセスメントし、個別サービス計画を作成。

・3 ヶ月間は、おおむね、コンディショニング期間(第 1 期)・筋力向上期間(第 2 期)・機能的 運動期間(第 3期)にわけて実施する。

・利用者ごとの運動器機能向上計画に従い理学療法士等、介護職員その他の職種の者が運動器機能向上サービスを行っているとともに、利用者の運動器の機能を定期的に記録していること。運動器機能向上計画の進捗状況を定期的に評価していること。

・週 2 回未満で行う場合は自宅での運動メニューを指導し、実施状況のモニタリングを行う(努力)。

運動器機能向上加算のモニタリング

・利用者の短期目標に応じて、概ね1月間毎に、利用者の当該短期目標の達成度と、客観的な運動器の機能の状況についてモニタリングを行うとともに、必要に応じて、運動器機能向上計画の修正を行うこと。

事後アセスメント

・プログラム開始から 3 ヶ月後、目標の達成状況や日常生活活動能力の改善状況等を含めた評価。

・目標が達成されたか、個別の体力要素が改善したか、主観的健康観の改善が認められたかを総合的に評価し、地域包括支援センターに報告。(参考書式:運動器の機能向上プログラム報告書)

・3ヶ月たち、運動器機能向上プログラムを継続するかの確認と継続の場合に行うこと。

・介護予防支援事業者による当該報告も踏まえた介護予防ケアマネジメントの結果、3ヶ月後も運動器機能向上サービスの継続が必要であるとの判断がなされる場合については、継続の必要性についてケアマネージャーに確認したことを記録した上で前記の流れにより、継続的に運動器機能向上サービスを提供する。

参考にした資料

・「介護予防マニュアル改訂版」(平成24年3月 介護予防マニュアル改訂委員会)

・「指定介護予防サービスに要する費用の額の算定に関する基準」(平成 18 年厚生労働省告示第 127 号)

・「指定介護予防サービスに要する費用の額の算定に関する基準の制定に伴う実施上の留意事項について」(平成 18 年 3月 17 日老計発第 0317001 号・老振発第 0317001 号・老老発第 0317001 号)

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