足首・ふくらはぎのストレッチに効果的な体操方法 デイサービスで座位でできる運動

デイサービスなどの介護施設では、個別リハビリ以外にも高齢者向けに集団体操などに取り組まれています。ふくらはぎは筋ポンプの役割、歩く・走る役割があります。足・足首は立位バランスを保つ、衝撃吸収、つま先のつまづきによる転倒予防などの問題となり、ストレッチを行い効果的に柔軟性を向上させるために、椅子に座ってできる体操をリハビリの専門家の視点からご紹介していきたいと思います。

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ふくらはぎの役割とは

ふくらはぎのストレッチを行い柔軟性を高めることで、この2つの機能が働きやすくなる効果が期待できます。

1)筋ポンプの役割:下半身の血液を重力に逆らって心臓へ戻す働きをします
2)歩く・走る役割:下腿三頭筋が収縮して下肢(膝下〜足先まで)全体を前方に移動させる働きをします

足・足首の機能と役割とは

足関節・足首は、主に3つの役割・機能があるとされています。

1)バランスを保つ役割:姿勢が崩れる際に保持する働きをします
2)歩く・走る役割:上半身を前方に運ぶ働き、蹴りだし時にテコの働きをします
3)衝撃吸収の役割:着地時の衝撃を吸収する働きをします

足・足首のストレッチを行い、柔軟性をアップことで、この3つの機能が働きやすくなる効果が期待できます。

Finsole Care system「足の基礎知識」
平成28年7月19日アクセス

デイサービスで座位でできる体操|スネ(前脛骨筋)のストレッチ

座位でできる「前脛骨筋」といわれるスネに付着する筋肉をストレッチ

ではまず、デイサービス体操の「ふくらはぎ」のストレッチをご紹介していきます。

こちらの運動は「前脛骨筋」といわれるスネに付着する筋肉をストレッチしていくことが出来ます。

※前方へ転倒の危険性のある方は足をエクササイズをすることをお勧めします。

デイサービスで座位での体操|ふくらはぎ(下腿三頭筋)の柔軟性アップ

こちらの運動は「下腿三頭筋」といわれるふくらはぎの筋肉の柔軟性をアップする効果が期待できます。

効果を高めるポイントとして膝を伸ばして足首を返すようにすると良いでしょう。

※立位で行う体操の場合は、転倒に十分に注意しながら運動を行ってください。

デイサービスで座位でできる体操|足首のストレッチ

デイサービスで座位でできる体操|足首のストレッチ
デイサービスで座位でできる体操|足首のストレッチ
デイサービスで座位でできる体操|足首のストレッチ

次に、デイサービス体操の「足首」のストレッチをご紹介します。

足首には①挙げる(屈曲)、②下げる(伸展)、③外に広げる(外転)、④内に閉じる(内転)、⑤内にひねる(内反し)、⑥外にひねる(外返し)の6方向の運動があります。

こちらの運動は、足首の6方向の柔軟性を高めてくれる効果が期待できます。

デイサービスでの座位でできる体操|足の指運動パート1

こちらの運動は、足の指の機能性と柔軟性を高めてくれる運動方法になります。

細かな運動になりますので、指先以外の力を使わず、ゆっくりと大きく行いましょう。

デイサービスで座位でできる体操|足の裏・足の指運動

デイサービスで座位でできる体操|足の裏・足の指体操
デイサービスで座位でできる体操|足の裏・足の指体操

最後に足裏のストレッチになります。この運動に関してはボールを使用します。

ボールがない場合は、ペットボトルや棒を使用しても構いません。

 

いかがでしたか。今回は、リハビリの視点からデイサービスでの体操方法「ふくらはぎ・足首編」をご紹介させて頂きました。

転倒予防や立位の安定などを目的としてトレーニングや集団体操を実施するときには、転倒予防のために必要な知識を理解して運動を行った方が効果的です。

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著者プロフィール

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リハビリ専門職(作業療法士)として、回復期リハビリテーション病院や救急病院、訪問リハビリに勤務し、医療・介護現場の幅広い分野を経験。現場のリハビリテーションを技術を高めるため研修会を立ち上げ、これまでに100名規模の研修会も開催された。現在は、「職種を越えたリハビリ介護を実現する」をテーマに、リハプランの専属ブロガーとして活躍中。作業療法士の専門性を活かして、介護事業所で算定できる加算・減算の中でも「個別機能訓練加算」について算定要件や計画書の書き方、機能訓練プログラムについて執筆している。

〜筆者の想い〜
通所介護事業所(デイサービス)の約8割は、リハビリ専門職(理学療法士、作業療法士、言語聴覚士)が不在のため、看護師や柔道整復師、あん摩マッサージ指圧師が機能訓練を実施しているのが現状です。機能訓練指導員が、高齢者にあった最適な運動を提供するために必要なノウハウをわかりやすく解説します。

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