【平成30年度】はり師・きゅう師が機能訓練指導員となり個別機能訓練加算を算定する要件 厚生労働省Q&A

平成30年(2018年)の医療介護報酬同時改定において、個別機能訓練加算・機能訓練体制加算について要件を満たしたはり師・きゅう師が機能訓練指導員となり個別機能訓練加算を算定することが可能となりました。Q&Aが厚生労働省から発表されました。平成30年介護報酬改定において、個別機能訓練に関わる点は少なく、注目点としては「はり師・きゅう師」が機能訓練指導員として認められたという点です。この新しい改定点についてのQ&Aをお伝えします。

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平成30年度の改定で機能訓練指導員の資格要件が緩和

これまで機能訓練指導員として認められていた職種は、

・理学療法士
・作業療法士
・言語聴覚士
・看護師
・柔道整復師
・あん摩マッサージ指圧師


これらの職種が認められていましたが、平成30年度の介護報酬改定ではさらに緩和され、はり師・きゅう師も機能訓練指導員として認められることになりました。

但し、はり師・きゅう師で算定するには一定の条件を満たす必要があります。”はり師・きゅう師以外の機能訓練指導員がいる施設・事業所に6ヶ月以上勤務し、機能訓練の指導に従事した経験があること”が条件となっています。

機能訓練指導員の要件については「機能訓練指導員とは?資格要件や仕事内容を徹底解説!」の記事で詳しく紹介しています。また「デイサービスの機能訓練指導員の仕事内容とは?特徴・給料もご紹介」では、デイサービスでの機能訓練指導員全般についてご紹介しています。

この点について、厚生労働省が見解を発表しています。

 

はり師・きゅう師が機能訓練指導員として個別機能訓練加算、機能訓練体制加算

以下に、厚生労働省から発表されていたQ&Aをご紹介します。

Q. はり師・きゅう師を機能訓練指導員とする際に求められる要件となる、「理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、看護職員、柔道整復師又はあん摩マッサージ師指圧師の資格を有する機能訓練指導員を配置した事業所で六月以上機能訓練指導に従事した経験」について、その実務時間・日数や実務内容に規定はあるのか。

A. 要件にある以上の内容については細かく規定しないが、当然ながら、当該はり師・きゅう師が機能訓練指導員として実際に行う業務の頻度・内容を艦みて、十分な経験を得たと当該施設の管理者が判断できることは必要となる。

細かく規定はされていませんので、はり師・きゅう師以外の機能訓練指導員が「もう機能訓練指導員として問題ないですよ」と判断するということになっています。裁量に任せられているということになりますね。

 

Q. はり師・きゅう師を機能訓練指導員として雇う際に、実際に、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、看護職員、柔道整復師又はあん摩マッサージ指圧師の資格を有する機能訓練指導員を配置した事業所で六月以上機能訓練指導に従事した経験を有することをどう確認するのか。

A. 例えば、当該はり師・きゅう師が機能訓練指導に従事した事業所の管理者が書面でそれを証していることを確認すれば、確認として十分である。

「書面で証明する」というところがポイントになるかと思います。しかしながら、雛形などは存在しないので、勤務期間とその施設名、機能訓練指導員名、施設代表者の記載及び必要に応じて印鑑を押していれば問題ないと捉えることができます。

 

個別機能訓練加算・機能訓練指導員に関連する記事一覧

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まとめ

平成30年度に資格緩和された機能訓練指導員。その概要と厚生労働省が発表したQ&Aまでをご紹介しました。また、個別機能訓練加算・機能訓練指導員に関連する記事のリンクも貼ってありますので、うまく活用していただけたらと思います。

また、リハビリ専門職でない方が機能訓練指導員の仕事を始めた場合、リスク管理の方法や目標設定などで悩むことが多いと聞きます。こちらの記事もご参考にどうぞ。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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著者プロフィール

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リハビリ専門職(作業療法士)として、回復期リハビリテーション病院や救急病院、訪問リハビリに勤務し、医療・介護現場の幅広い分野を経験。現場のリハビリテーションを技術を高めるため研修会を立ち上げ、これまでに100名規模の研修会も開催された。現在は、「職種を越えたリハビリ介護を実現する」をテーマに、リハプランの専属ブロガーとして活躍中。作業療法士の専門性を活かして、介護事業所で算定できる加算・減算の中でも「個別機能訓練加算」について算定要件や計画書の書き方、機能訓練プログラムについて執筆している。

〜筆者の想い〜
通所介護事業所(デイサービス)の約8割は、リハビリ専門職(理学療法士、作業療法士、言語聴覚士)が不在のため、看護師や柔道整復師、あん摩マッサージ指圧師が機能訓練を実施しているのが現状です。機能訓練指導員が、高齢者にあった最適な運動を提供するために必要なノウハウをわかりやすく解説します。

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