【理学療法士監修】器具なしでできるバランストレーニング|高齢者のバランス能力の維持・向上に役立つ運動17選
機能訓練
2024/03/29
機能訓練
上肢
更新日:2024/03/26
デイサービスやデイケア、地域の健康体操などで高齢者を対象にした運動指導に悩んでいる方は必見です。今回は、手軽で準備も簡単なタオルを使用したストレッチを5種類ご紹介します。5分程度でできるので準備体操として活用してみませんか?
→Rehab Cloudに待望の「レセプト」が新登場
→無料研修会「ついに始まる2024年度介護報酬改定 全貌を一気に解説!」
この記事の目次
今回ご紹介するタオルを使用したストレッチは、立位で行う体操のため比較的歩行が安定している方を対象としています。特にデイサービスに通われている要支援1・2のご利用者様や地域の健康体操などに参加されている方々に実施することをオススメします。
立位バランスに自信がない方や膝痛、腰痛のある方は無理をせず、椅子に座ったり寝た状態で行うようにして下さい。
タオルはどこの家庭にもある比較的準備がしやすい道具です。そのため、自宅でのセルフエクササイズとしても指導しても取り組みやすいですよ。
それでは、タオルを使用したストレッチ体操をご紹介していきます。
こちらの体操は、骨盤を傾けないように、ゆっくりと背中を伸ばします。
反対も同様に行いますが、肩甲骨を引き寄せ、胸を張るように行います。
【運動のポイント】
伸びで大きく息を吸い込み、下ろす際はゆっくり息を吐きます。
【回数】
左右ともに10秒×5回を目安に行いましょう。
【期待する効果】
猫背や円背のなど姿勢を整えます。
※タオルストレッチをもっと探したい方はこちらをチェック!
こちらの体操は、脇腹から脇の下にかかけてゆっくりと脇腹を伸ばします。
【運動のポイント】
呼吸は体を倒しているときに大きく息を吐きましょう。
【回数】
左右ともに10秒×5回を目安に行いましょう。
【期待する効果】
ウエストの引き締め、腰の柔軟性を高めます。
こちらの体操は、身体ひねりを行うことで脇腹をゆっくり伸ばします。腰痛がある方は専門家の指導の下、行うようにしてください。
【運動のポイント】
呼吸は身体をひねる際に大きく息を吐きます。
【回数】
左右ともに10秒×5回を目安に行いましょう。
【期待する効果】
ウエストを引き締める効果が期待できます。
次に、身体ひねりの応用編の体操です。
踏み出した足の膝は軽く曲げます。応用編では、太ももの付け根からお腹を意識しストレッチするように心がけます。
【回数】
左右ともに5回を目安に行いましょう。
【期待する効果】
ウエストの引き締め、体幹の安定性を高めます。
タオルで背中を洗うようなイメージでゆっくりとストレッチしていきます。
こちらの体操は、肩のインナーマッスルのストレッチですので、反動をつけて行ったりすると、逆に痛めてしまうこともありますので注意が必要です。
【運動のポイント】
痛みのない範囲でゆっくりと大きく動かします。
【回数】
5回を目安に行いましょう。
【期待する効果】
肩こりや四十肩・五十肩の予防、洗体動作(ADL)能力を高めます。
デイサービス・機能訓練指導員が活用できる「リハビリ体操・運動」関連の記事を一挙にまとめました。状況に合わせてうまく活用していただけたら嬉しく思います。記事が増えていけば随時更新していきます。
→→ 【完全保存版】デイサービス・機能訓練指導員が活用できる高齢者のためのリハビリ体操・運動まとめ|随時更新
リハビリ・LIFE加算支援の決定版「リハプラン」と記録、請求業務がスムーズにつながり、今までにない、ほんとうの一元管理を実現します。
日々お仕事をするなかで、「介護ソフトと紙やExcelで同じ情報を何度も転記している」「介護ソフトの操作が難しく、業務が属人化している」「自立支援や科学的介護に取り組みたいが余裕がない」といったことはありませんか?
『科学的介護ソフト「Rehab Cloud(リハブクラウド) 」』なら、そういった状況を変えることができます!
ぜひ、これまでの介護ソフトとの違いをご覧頂ければと思います。
リハブクラウドでは、デイサービスの方向けに無料のメールマガジンを配信しております。日々のお仕事に役立つ情報や研修会のお知らせなどを配信します。ぜひメルマガ購読フォームよりご登録ください。
機能訓練
2024/03/29
機能訓練
2024/03/29
機能訓練
2024/03/29
機能訓練
2024/03/27
機能訓練
2024/03/26
機能訓練
2024/03/26