ファンクショナルリーチテスト(FRT)

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更新日:2021/12/16

ファンクショナルリーチテストは、Functional Reach Testと英語で書き、頭文字をとってFRTと現場では呼ばれます。簡単に説明をすると「バランスの検査」ということになります。

ファンクショナルリーチテスト(FRT)とは

ファンクショナルリーチテストは、Functional Reach Testと英語で書き、頭文字をとってFRTと現場では呼ばれます。簡単に説明をすると「バランスの検査」ということになります。

立った状態で、手を90°持ち上げ、その状態から体を前屈(厳密には、手を前に伸ばしていく)させていきます。

最初の状態を0㎝として、手を最大限伸ばした状態までの距離を計測します。

ファンクショナルリーチテストはバランス検査としてエビデンスが高い

ファンクショナルリーチテストは、日本理学療法士協会が推奨している検査であり、診療ガイドラインも「推奨グレードA」と指定されています。

デイサービスにおけるアセスメントの1つの項目として、信頼性・妥当性が高い検査となっています。ご利用者の身体機能評価の1つとして活用していくことが望ましいです。

ICTの利活用でサービスの質と業務効率を同時に高める

2024年の医療介護同時改定では、団塊世代の高齢化を見据え、自立支援を中心とした科学的介護の実現、そしてアウトカムベースの報酬改定に向けて変化しようとしています。

このような時流だからこそ、より一層利用者さまの自立支援に向けた取り組みが重要になります。しかし、個別機能訓練加算をはじめとした自立支援系の加算やLIFE関連加算の算定は、売上アップも見込めるとはいえ、リハビリ専門職の不在や現場負担の問題で取り組みが難しいと考える事業所も多いのではないでしょうか?

その解決策の1つが「介護現場におけるICTの利用」です。業務効率化の意味合いが強い昨今ですが、厚生労働省の定義では「業務効率化」「サービスの質向上」「利用者の満足度向上」の達成が目的であるとされています。

業務効率化だけでなく、利用者一人ひとりの生活機能の課題を解決する『デイサービス向け「介護リハビリ支援ソフト」』を検討してみませんか?

この記事の著者

リハプラン編集部   

記事内容については、理学療法士や作業療法士といった専門職や、デイサービスでの勤務経験がある管理職や機能訓練指導員など専門的な知識のあるメンバーが最終確認をして公開しております。

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