機能訓練指導員とは?必要な資格や仕事内容・加算による配置基準を紹介
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2023/02/27
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更新日:2022/02/16
ご利用者様に提供するリハビリ体操をお探しではないですか?最近の運動は飽きてしまい、情報に困ってる様子。毎日提供する運動内容が同じだと、ご利用者様の方々も飽きてしまいます。飽きはマンネリ化をもたらし、参加意欲を阻害してしまいます。今回は道具を使わず座って出来る、簡単リハビリ体操の一部をご紹介します
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この記事の目次
「座って出来るリハビリ体操」では簡単な手先の運動と足元の運動をご紹介していきます。
リハビリ体操は、10 分間の軽運動でも認知機能(実行機能)の活動が高まるなどと言われています。それらの効果をご利用者様に対し、丁寧に説明していき、空き時間の10分間の運動として導入していきたいものですね。
参照:公軽い運動でも認知機能は高まる!(平成28年11月13日アクセス)
まずは手先の運動から行いましょう。
この運動では指先の巧緻動作の向上だけでなく、目と手の協調動作を伴いますので、脳の活性化や認知機能面を賦活する効果があります。
【運動のポイント】
細かい運動になりますので、利用者の運動能力に合わせて行いましょう。
この運動では指先の指腹つまみ、指尖つまみ、三指つまみなど様々な把持のトレーニングとしてオススメしています。
ピンチ力の強化は、書字やボタン掛け、箸の操作など日常生活動作に影響しますので、デイではオススメの運動です。
ただし、この動作は指先の力を要しますので、関節リウマチの方や末梢神経疾患や重度の感覚障害の方にはあまりお勧め出来ません。
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足首から足の指の運動をご紹介します。
足の指を動かすことは、歩行時のつまずきや転倒の予防に効果的と言われており、デイなどでもタオルギャザーを中心にとりくまれている方も多いのではないでしょうか。
ただし、重度の感覚障害、外反母趾や痛風の方など疼痛を伴うリスクがある方には不適切の場合がありますので、十分に注意して行いましょう。
先ほどご紹介した、足指の運動の応用編をご紹介します。
足を立てたり、足を組んだ姿勢は、爪切りや更衣動作、洗体動作、入浴動作などのADL場面にも繋がるため、応用的な運動として実施してみましょう。
こちらの運動は、膝や股関節の疼痛の有無や既往歴(膝関節や股関節のOpe歴)等の確認を必ず行うようにしましょう。
※座ってできる足首のリハビリ体操をもっと探したい方はこちらをチェック!
いかがでしたか。今回は座って出来る簡単リハビリ体操をご紹介しました。マンネリ化した状態で運動するのも、それを提供するのも双方ともに辛いですよね。せっかく運動をするなら、楽しく、効果的な運動を提供していきたいものです。その上で満足して頂けるなら、最高ではないでしょうか。
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2024年の医療介護同時改定では、団塊世代の高齢化を見据え、自立支援を中心とした科学的介護の実現、そしてアウトカムベースの報酬改定に向けて変化しようとしています。
このような時流だからこそ、より一層利用者さまの自立支援に向けた取り組みが重要になります。しかし、個別機能訓練加算をはじめとした自立支援系の加算やLIFE関連加算の算定は、売上アップも見込めるとはいえ、リハビリ専門職の不在や現場負担の問題で取り組みが難しいと考える事業所も多いのではないでしょうか?
その解決策の1つが「介護現場におけるICTの利用」です。業務効率化の意味合いが強い昨今ですが、厚生労働省の定義では「業務効率化」「サービスの質向上」「利用者の満足度向上」の達成が目的であるとされています。
業務効率化だけでなく、利用者一人ひとりの生活機能の課題を解決する『デイサービス向け「介護リハビリ支援ソフト」』を検討してみませんか?