握力・筋力のリハビリ・作業療法|ペットボトル体操で筋力アップする方法
機能訓練
2024/03/27
機能訓練
下肢
更新日:2024/03/13
デイサービスなどの介護施設では、個別リハビリ以外にも高齢者向けに集団体操などに取り組まれています。ふくらはぎは筋ポンプの役割、歩く・走る役割があります。足・足首は立位バランスを保つ、衝撃吸収、つま先のつまづきによる転倒予防などの問題となり、ストレッチを行い効果的に柔軟性を向上させるために、椅子に座ってできる体操をリハビリの専門家の視点からご紹介していきたいと思います。
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この記事の目次
ふくらはぎのストレッチを行い柔軟性を高めることで、この2つの機能が働きやすくなる効果が期待できます。
足関節・足首は、主に3つの役割・機能があるとされています。
足・足首のストレッチを行い、柔軟性をアップことで、この3つの機能が働きやすくなる効果が期待できます。
参照:Finsole Care system「足の基礎知識」(平成28年7月19日アクセス)
ではまず、デイサービス体操の「ふくらはぎ」のストレッチをご紹介していきます。
こちらの運動は「前脛骨筋」といわれるスネに付着する筋肉をストレッチしていくことが出来ます。
※前方へ転倒の危険性のある方は足をエクササイズをすることをお勧めします。
こちらの運動は「下腿三頭筋」といわれるふくらはぎの筋肉の柔軟性をアップする効果が期待できます。
効果を高めるポイントとして膝を伸ばして足首を返すようにすると良いでしょう。
※立位で行う体操の場合は、転倒に十分に注意しながら運動を行ってください。
次に、デイサービス体操の「足首」のストレッチをご紹介します。
足首には①挙げる(屈曲)、②下げる(伸展)、③外に広げる(外転)、④内に閉じる(内転)、⑤内にひねる(内反し)、⑥外にひねる(外返し)の6方向の運動があります。
こちらの運動は、足首の6方向の柔軟性を高めてくれる効果が期待できます。
こちらの運動は、足の指の機能性と柔軟性を高めてくれる運動方法になります。
細かな運動になりますので、指先以外の力を使わず、ゆっくりと大きく行いましょう。
最後に足裏のストレッチになります。この運動に関してはボールを使用します。
ボールがない場合は、ペットボトルや棒を使用しても構いません。
いかがでしたか。今回は、リハビリの視点からデイサービスでの体操方法「ふくらはぎ・足首編」をご紹介させて頂きました。
そのほかにもデイサービスなどの介護施設で行える高齢者向けのリハビリ・体操・運動を色々紹介していますので、ご参考になれば幸いです。
デイサービス・機能訓練指導員が活用できる「リハビリ体操・運動」関連の記事を一挙にまとめました。状況に合わせてうまく活用していただけたら嬉しく思います。記事が増えていけば随時更新していきます。
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