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2024/03/27
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介護用品・福祉用具
更新日:2022/02/16
正しい杖(つえ)の選び方は知っていますか? 杖は、転倒予防や関節への負荷軽減、痛みの軽減目的など使用用途は様々あります。そこで今回は、介護スタッフがご高齢者の杖を選ぶ上で重要なポイントをご紹介します。正しい知識をつけ、ご購入や選定の際にスタッフからオススメして頂ければと思います。
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この記事の目次
杖といっても様々な種類があり、それぞれの杖の特徴をしっかり理解した上で選定していくことが大切です。まずは、それぞれの杖の種類と特徴を理解していきましょう。
杖の種類によっては介護保険の利用でのレンタルが出来ず、購入のみの取り扱いの物もありますし、高さ調整が出来ないタイプもありますので確認が必要です。
参照:安心介護「歩行補助杖とは 種類と選び方 」(2016年10月8日アクセス)
杖を使う、勧める場合は、目的や利点をしっかりと理解して使用していくことも重要です。杖を使用する目的・利点を下記に5点ご紹介します。
杖を購入したら、早速杖の高さを調整しましょう。
高さが合っていない杖を使用していると手首や肘、肩に過剰な力が入り、長時間使用すると疲労感が増強してしまいます。また、その姿勢が長期化すると、痛みの慢性化や姿勢の崩れなどから歩行自体に支障をきたす場合もあります。
高さの調整方法は以下の3通りです。基本的には、履物を履いて立った状態で調整することをオススメします。
杖は、原則的にケガをしていない側の手に握ります。そうすることで、ケガや痛みのある脚が杖によって体重を分散してくれる効果が期待できます。また、両足と杖で作られる面積が広くなる事で、より安定した歩行をすることができます。
最近では、杖の先(つえ先ゴム)が広く、滑りにくいタイプも販売されているようですので、不安な方はそちらもオススメします。
杖を使用されている方の介助をする場合は、介助位置を理解しておきましょう。
杖をご利用中の場合は、以下のポイントが想定されます。
そのため、立位のバランスに必要な筋力トレーニングをご紹介していきます。
次に立位バランスに必要なバランストレーニングをご紹介します。
こちらの運動では、腰を回す、膝を回す、脚を回す運動を行うことでバランストレーニングとしての効果が期待できます。また、重心の移動や患側への荷重のトレーニングにも効果が期待できます。
福祉用具の中でも「杖」は、崩れかけた前後・左右のバランスを補助してくれる役割があります。ご利用者によっては転倒予防の目的に導入する場合もあります。
スタッフが正しい知識を持ち、提案として提供していくこともよいのではないでしょうか。その際に、今回の記事を参考にして頂ければ幸いです。
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