デイサービス(通所介護)におけるモニタリングを行う期間・記録方法・書き方

介護事業において利用者さまの状態把握のために「モニタリング」を行うことは欠かせません。状態把握だけではなく、目標が達成できているのか、こういったことを把握するということは、サービスを提供している事業者が理解すべき部分であり、制度的にも求められています。今回この記事では、デイサービス(通所介護)におけるモニタリングについてお伝えします。

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介護事業では、サービスを提供する上で目標達成しているのかどうかを把握するためにモニタリングをする必要があります。

デイサービスにおけるモニタリングはどのように運用していけばいいのでしょうか。今回この記事では、東京都と埼玉県の自主点検表を引用しながらお伝えして参ります。

 

デイサービス(通所介護)におけるモニタリングシートとは

デイサービス(通所介護)におけるモニタリングシートとは

モニタリングの意味は「現状を監視すること」・「状態を把握すること」という意味があります。つまり、デイサービスで行うモニタリングとは、「利用者さまの現在の状態を把握する」という意味になります。

通所介護計画書に加えて、個別機能訓練加算を算定している場合はそちらも合わせてモニタリングを行う必要があります。

 

デイサービスで行うモニタリング(通所介護計画書・個別機能訓練計画書)

デイサービスでは、通所介護計画書を作成します。通所介護計画書は、ケアマネージャーが作成する居宅サービス計画書の内容(期間)に沿って作成する必要があるので、居宅サービス計画書の内容の変更に合わせて適宜変更していく必要があります。

通所介護計画書におけるモニタリングについては、この変更時に行う必要があり、その内容はケアマネージャーに共有する必要があります。

東京都と埼玉県の自主点検表を以下に引用します。

通所介護計画に従った指定通所介護の実施状況及び目標の達成状況については、それぞれの利用者について記録を行わなければならないが、管理者は、当該通所介護計画の実施状況等の把握・評価を行い、必要に応じて当該通所介護計画の変更を行なっているか。

引用:【東京都】介護サービス事業所等自己点検票(指定通所介護事業)P12

通所介護計画は、既に居宅サービス計画が作成されている場合は、当該居宅サービス計画の内容に沿って作成していますか。

→ 通所介護計画を作成後に居宅サービス計画が作成された場合は、当該通所介護計画が居宅サービス計画に沿ったものであるか確認し、必要に応じて変更してください。

引用:【埼玉県】介護サービス事業者 自主点検表(平成30年5月版)通所介護 P17


この内容を見る限りでは、東京都では特別期間設定は示されていないのと、埼玉県でも、通所介護計画に対するモニタリングは、1ヶ月や3ヶ月という期間設定はなく、居宅サービス計画書の設定期間によって変更すると示されています。

但し、情報共有という意味では、1ヶ月に1回程度のケアマネージャーへの報告は有益なことなのでそこが前提であることは理解しておくとよいでしょう。

この内容については、都道府県によって違いがあるかもしれません。必ず自身の都道府県に確認をするか、自主点検表を確認をするようにしてください。

また、これに加えて個別機能訓練加算を算定している事業者の方は、個別機能訓練計画書を作成する必要があり、モニタリングは3ヶ月に1回以上行う必要があります。

個別機能訓練加算を算定している場合、機能訓練指導員の方がいますが、機能訓練を行う上で目標設定をしていると思います。

立案したプログラム内容を継続的に行い、実際に設定した目標が達成されているのかどうかをモニタリングを通じて評価を行う必要があります。

個別機能訓練計画書は3ヶ月ごとに作成する義務がありますので、その都度モニタリングを行うようにしましょう。

 

モニタリングのチェック項目について

モニタリングのチェック項目について

<通所介護計画書>
・通所介護計画に沿ったサービスが行われているか

・サービスの利用目標(長期・短期)が達成されているかどうか

・サービス提供内容が適切かどうか

・利用者さま、またはその家族の満足度はどうか

・新しい希望や要望はないか

<個別機能訓練計画書>
・個別機能訓練の計画通りにサービスが行われているか

・長期目標、短期目標が達成されているかどうか

・提供している機能訓練が適切がどうか

・利用者さま、またはその家族の満足度はどうか

・新しい希望や要望はないか
 

モニタリングは、冒頭にも書いた通り「利用者さまの現状の状態を把握する」ために行います。デイサービスに通われ、実際にサービス提供内容は適切なのか、本人や家族は満足しているのか、もっと違った希望や要望はないのか。

機能訓練は適切に行われているのか、心身機能的に現在の状態はどうなのか、こういったことを適宜確認して修正していくことが必要です。

 

まとめ

デイサービス(通所介護)におけるモニタリング まとめ

今回はデイサービスにおけるモニタリングに着目をしてお伝えしました。

少しでも良質なサービスを展開するには、しっかりと評価をすることが大切です。モニタリングのことは情報が少ないために混乱してしまうこともあるとは思いますが、とても大切なことですので、この記事が少しでも役に立てば嬉しく思います。

最後になりますが、弊社では個別機能訓練加算を支援するツール「リハプラン」を提供しておりますが、通所介護計画書を作成するツールを無料提供しています。

通所介護計画書については、500事業所まではすべて無料でサービス提供していますので、書類作成に追われていて大変な事業者さまや、書類業務が追いつかずに後回しになってしまっている事業者さまは、是非この機会に「リハプラン 通所介護」を利用してみてください。

よくある質問に、「個別機能訓練加算のリハプラン」を導入していないと使えないと思われている方も多いのですが、リハプラン 通所介護のみの利用でも受け付けております。是非ご興味ある方は、以下からお問い合わせください。

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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著者プロフィール

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作業療法士として大手救急病院に入職。救急医療や訪問リハビリ、回復期リハビリテーション病院の管理職として従事。現在は、通所介護事業所(デイサービス)を中心に介護の経営および現場指導に取り組んでいる。作業療法士、呼吸療法認定士、住環境福祉コーディネーター1級、メンタルヘルスマネジメント検定Ⅱ種、生活習慣病アドバイザーの専門的な資格を生かし、高い技術を介護現場に普及している。機能特化型デイサービスでは、2ヶ月で「稼働率72%から95%に」アップさせた実績の持ち主。

〜筆者の想い〜
平成27年度の介護報酬マイナス改定から介護保険制度は大きく変化しようとしています。特に、平成30年度の介護報酬改定後は、行政の実地指導・監査が厳しくなることが予想されます。そこで、介護経営の基本となる「介護保険法」と「介護サービスの種類」「介護報酬改定の動向」について解説します。

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