初心者でもわかる運動器機能向上加算【総論】
介護保険法
2024/04/18
介護保険法
介護サービスの種類
更新日:2024/04/01
デイケア・デイサービスの違いや、どんなリハビリを実施しているのか、ご利用者様が求めていることについて、厚生労働省による研究委員会資料「リハビリテーションにおける医療と介護の連携に関する調査研究」を元に紐解いていきます。私達スタッフはご利用者様の「想い」に対して何ができるのでしょうか。通所介護に何を求めて来ているのでしょうか。介護現場のスタッフに是非知っていただきたい基礎知識です。
→科学的介護ソフト「Rehab Cloud」は2024年度の介護報酬改定に対応!
→無料研修会「ついに始まる2024年度介護報酬改定 全貌を一気に解説!」
この記事の目次
厚生労働省による約1000事業所のアンケート調査によると、デイケアに通うご利用者様のリハビリ継続理由のトップ5は以下の通りとなっています。
1位:身体機能を治したい:78.8%
2位:筋力や体力を付けたい:75.4%
3位:歩けるようになりたい:60.8%
4位:排泄などの動作ができるようになりたい:55.9%
5位:職員やなじみの仲間に会いたい:54.7%
トップ3は身体機能面の向上を求める結果となり、次いでトイレ・排泄動作などのADL(日常生活活動)や社会的活動・参加の要望となっていることがわかります。
参照:厚生労働省「リハビリテーションにおける医療と介護の 連携に関する調査研究」(2016年10月3日アクセス)
デイケアに通うご利用者様は、リハビリを行うことをどのように感じているのでしょうか?
主に「身体機能面」と「日常生活面」において過半数の方が良くなる答えていることが分かります。
つまり、ご利用者様の希望・要望に応えるためには、適切な運動指導と日常生活指導による維持・改善を目標に取り組むことが最優先と言えるのではないでしょうか。
厚生労働省の報告によると、通所リハと通所介護のサービス内容の大きな違いは「PT・OT・STが実施した個別リハビリの割合」のみでした。
デイサービス、デイケアどちらも、1日の平均個別リハ時間は「約20分」です!リハビリスタッフが直接指導できる時間が非常に少ないことが分かります。
このことから、通所リハや通所介護で重要になってくるのは、リハビリスタッフ以外の「ケアスタッフ」や「看護スタッフ」との関わりの時間ではないでしょうか。
この時間をいかに活用できるかが、私達が「ご利用者様の希望・要望に沿ったサービス」を提供できる重要なポイントになると思います。
厚生労働省によると、デイケアで勤務するリハビリ職は以下の訓練を実施されている方が多いようです。
リハビリスタッフは専門的な知識の元に評価を行い、筋力トレーニングやストレッチ、歩行訓練等をご利用者様の能力に応じて難易度を選定します。
リハビリ・LIFE加算支援の決定版「リハプラン」と記録、請求業務がスムーズにつながり、今までにない、ほんとうの一元管理を実現します。
日々お仕事をするなかで、「介護ソフトと紙やExcelで同じ情報を何度も転記している」「介護ソフトの操作が難しく、業務が属人化している」「自立支援や科学的介護に取り組みたいが余裕がない」といったことはありませんか?
『科学的介護ソフト「Rehab Cloud(リハブクラウド) 」』なら、そういった状況を変えることができます!
ぜひ、これまでの介護ソフトとの違いをご覧頂ければと思います。
リハブクラウドでは、デイサービスの方向けに無料のメールマガジンを配信しております。日々のお仕事に役立つ情報や研修会のお知らせなどを配信します。ぜひメルマガ購読フォームよりご登録ください。