福祉用具の選び方について【床ずれ防止マットレス編】

床ずれ防止マットレスは、介護現場や在宅で耳にすることがあるのではないでしょうか。その名の通り褥瘡防止目的として活用されます。福祉用具の中でも「床ずれ防止マットレス」は種類もメーカーも多く、どれを選んだらいいのか悩むことはないでしょうか。そこで今回は、福祉用具の選び方の中でも床ずれ防止マットレスの種類や選定方法についてまとめてご紹介します。

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福祉用具「床ずれ防止マットレス」の種類には

 

介護現場や在宅でよく目にする「床ずれ防止用具」は、褥瘡防止を目的とした特殊なマットレスで大きく以下の2種類があります。同じ種類でも硬さや厚さ、通気性なども分かれています。

介護保険適応では、ご利用者様に合わせてデモ品を貸出しして頂くこともできます。

ちなみに体圧分散式寝具は、褥瘡予防・管理ガイドライン第3版でも推奨されている褥瘡予防方法ですので褥瘡でお悩みの際は、導入も検討してみてください。


1)圧力切替型マットレス
2)体圧分散式マットレス

床ずれ防止マットレス「圧力切替型」とは

 

圧力切替型マットレスとは、複数の空気パッドを膨張・収縮させて身体を支える面を左右・前後に変化させることにより、圧を分散させるマットレスです。

エアポンプを設置する必要があります。
適応者としては、自力で寝返りができない方、寝たきりの方にお勧めです。

床ずれ防止マットレス「体圧分散式」とは

 

通常より広い面で身体を支えることにより、体圧を分散させます。

適応者としては、寝返りや起き上がりが出来るが、ベッドで過ごす時間は長い方にお勧めです。

体位変換のタイミングはどの間隔がよいのか

介護の現場で悩むのが体位変換のタイミングです!
褥瘡予防・管理ガイドライン第3版で推奨している時間帯についてご説明します。


一般的なマットレスであれば、体位変換の間隔は2時間以内で行うことを推奨しています。
しかし、褥瘡予防マット(体圧分散寝具)の種類や骨の突き出し具合によって個人差はあります。

粘弾性マットレスやエアマットレスなどを使用する場合、4時間以内で行えば良いとされています。

褥瘡予防・管理ガイドライン(第3版)
平成28年12月1日アクセス

褥瘡予防のチェック項目には

褥瘡予防のチェック項目として「栄養状態」を確認します。

低栄養状態を確認する指標には、炎症、脱水などがなければ血清アルブミン値や体重減少率、食事摂取量があります。血清アルブミン値などは血液データを確認しなければならない為、医療機関以外は困難でしょう。

その場合は、主観的包括的栄養評価(SGA)や高齢者にはMNA(mini nutritional assessment)などの栄養評価ツールを活用する方法もあります。

一般社団法人 日本褥瘡学会「褥瘡の予防について」
2016年9月28日アクセス

寝返りに必要なエクササイズをしよう!「首・肩」

 
 

床ずれが起こる一番の原因は、ご自身で寝返りが打てないことで、身体の圧を分散することが出来ないことにあります。

寝返りは、①頚部の回旋または、②股関節の回旋を行うことにより連動して身体が寝返りをします。

ご紹介している運動は、寝返りに必要な首と肩〜腕のエクササイズです。
日頃からこれらのトレーニングを実施しスムーズな寝返りを心がけましょう。

寝返りに必要なトレーニングをしよう!「股関節」

 

股関節と骨盤の回旋運動により、足から連動して寝返りを行います。

その連動に骨盤の回旋や捻転運動加わることで、さらにスムーズに床から浮き上がることが出来ます。

まとめ

今回は、福祉用具の選び方「床ずれ防止マットレス編」についてご紹介しました。

褥瘡予防マットレスは種類も多い為、選定に困ることが多くあります。ご利用者様に一番ベストなマットレスを選定するためには、試す前にまずは、ご紹介した「床ずれ防止マットレス」を参考に、ご利用者様の目標や目的にあった「マットレス」や「運動」を指導をして頂ければ幸いと思います。

 

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著者プロフィール

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リハビリ専門職(作業療法士)として、回復期リハビリテーション病院や救急病院、訪問リハビリに勤務し、医療・介護現場の幅広い分野を経験。現場のリハビリテーションを技術を高めるため研修会を立ち上げ、これまでに100名規模の研修会も開催された。現在は、「職種を越えたリハビリ介護を実現する」をテーマに、リハプランの専属ブロガーとして活躍中。作業療法士の専門性を活かして、介護事業所で算定できる加算・減算の中でも「個別機能訓練加算」について算定要件や計画書の書き方、機能訓練プログラムについて執筆している。

〜筆者の想い〜
通所介護事業所(デイサービス)の約8割は、リハビリ専門職(理学療法士、作業療法士、言語聴覚士)が不在のため、看護師や柔道整復師、あん摩マッサージ指圧師が機能訓練を実施しているのが現状です。機能訓練指導員が、高齢者にあった最適な運動を提供するために必要なノウハウをわかりやすく解説します。

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