高齢者でも立位で簡単に出来る介護体操【初級編】 イラスト•写真付きで紹介

デイサービスでの高齢者のリハビリや介護体操を行う上で内容の立案や選択にお困りな方はいらっしゃいませんか?胸や肩甲骨のストレッチ、バランス能力を向上させるリハビリ体操など、介護施設での集団体操やご自宅での自主訓練などにおすすめなリハビリ体操として、立って立位で出来る簡単な介護体操を、イラスト・写真付きで解説しながらご紹介をします。

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立って出来る簡単!介護体操を行おう

立位姿勢は座位姿勢に比べ動きやすく、より動的な活動を提供出来ます。

今回の記事では、体の部位と難易度別に介護体操を分けてご紹介します。
ご自宅での自主訓練やリハビリ体操として取り入れてみてはいかがでしょうか。

まずは、手指の運動から始めよう!

高齢者の立位での準備体操 手首・手指のストレッチ
高齢者の立位での準備体操 手首・手指のストレッチ
まずは手指でのエクササイズです。

比較的関節や運動の負荷量としては低いものをご用意しています。準備体操のような感覚で行って頂ければと思います。

【意識するポイント】
反対側の手で負荷量を調整しましょう。
 

上腕部の運動にチャレンジ!

立位で体幹や胸郭の可動性を高める高齢者向けの体操
立位で腕の筋力と肩関節の可動性を高める高齢者向けの体操
続いては上腕部のトレーニング方法をご紹介します。

この運動では、腕の筋力と肩関節の可動性が求められますので、利用者の既往歴や肩関節の可動性を評価した上で行うようにします。

【意識するポイント】
反動を使うと効果が半減しますので、ゆっくりと行うようにします。
肩をすくめたり、背中を丸めないようにします。

肩甲骨の動きを意識してストレッチしよう!

立位で肩甲骨の動きを意識してストレッチ
立位で肩甲骨の動き・上肢の可動性ストレッチ
こちらの運動は、胸や肩甲骨のストレッチ方法の紹介です。

【意識するポイント】
肩甲骨の動きをしっかりと意識し、肩をすくめないように行うことがポイントとなります。
 
 

頸部のリハビリは注意が必要です

頸部のストレッチを通してバランス能力や姿勢制御、胸腰椎の可動性
警部のストレッチでバランス能力や姿勢制御、視野を広げる体操
こちらでは頸部のトレーニングとストレッチ方法を紹介します。

皆さんもご存知の通り、頸部には神経の束である脊髄の神経繊維束がありますので、とても繊細な部位となります。

※頚椎症や後縦靭帯骨化症、頸椎症性脊髄症、頸椎ヘルニアなどの頸椎疾患がある場合は、専門家の指導の下、行うことをおすすめします

バランス能力を向上させるリハビリ体操に挑戦しよう!

バランス能力や姿勢制御、胸腰椎の可動性の立位体操
立位バランスの評価であるFRT(ファンクショナルリーチテスト)の動作でトレーニング
続いて、体幹のトレーニング方法をご紹介します。

こちらの運動では、体幹の側屈やファンクショナルリーチテスト(FRT;Functional reach test)と言われる前方へのリーチ動作の運動です。


【運動の目的】
バランス能力や姿勢制御、胸腰椎の可動性
転倒予防
体幹筋群(腹斜筋、腹直筋、腰方形筋、脊柱起立筋、多裂筋、半棘筋)の強化

【注意点】
脊椎疾患や整形疾患、腰痛症の既往歴の有無を確認し、導入の検討をしましょう。

 

いかがでしたか。今回は立って出来る簡単介護体操【初級編】をご紹介しました。
座位やベッド上での運動だけでなく、少し難易度と活動性をあげた運動方法の内容となりました。

普段のリハビリ体操に取り入れて頂くのも構いませんし、ご自宅での自主訓練として活用して頂いても幸いです。

 

デイサービス・機能訓練指導員が活用できる「リハビリ体操・運動」関連の記事を一挙にまとめました。状況に合わせてうまく活用していただけたら嬉しく思います。記事が増えていけば随時更新していきます。

→→ 【完全保存版】デイサービス・機能訓練指導員が活用できる高齢者のためのリハビリ体操・運動まとめ|随時更新​

 

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著者プロフィール

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リハビリ専門職(作業療法士)として、回復期リハビリテーション病院や救急病院、訪問リハビリに勤務し、医療・介護現場の幅広い分野を経験。現場のリハビリテーションを技術を高めるため研修会を立ち上げ、これまでに100名規模の研修会も開催された。現在は、「職種を越えたリハビリ介護を実現する」をテーマに、リハプランの専属ブロガーとして活躍中。作業療法士の専門性を活かして、介護事業所で算定できる加算・減算の中でも「個別機能訓練加算」について算定要件や計画書の書き方、機能訓練プログラムについて執筆している。

〜筆者の想い〜
通所介護事業所(デイサービス)の約8割は、リハビリ専門職(理学療法士、作業療法士、言語聴覚士)が不在のため、看護師や柔道整復師、あん摩マッサージ指圧師が機能訓練を実施しているのが現状です。機能訓練指導員が、高齢者にあった最適な運動を提供するために必要なノウハウをわかりやすく解説します。

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